理念と目的
アカデミックラウンジ(AcademicLounge)は、
「人々の学びを支え、誰もが自由に生きられる社会を目指す」
を理念として経営しています。人々の学びをサポートすることで、一人ひとりが自分の知識や技術を高め、誰もが自分らしく自由に生きられる社会になることを期待しています。
特に、次の3つのテーマに焦点を当てて運営しています。
科学教育
歴史の中でさまざまな科学技術が生まれ、私たちが暮らす環境や社会も大きく変わってきました。一見、便利になったように見える私たちの生活ですが、自然破壊や環境汚染など、多くの弊害を伴っていることも事実です。人々が科学技術や環境問題について自主的に調べ、考える力を身に付けられるように、アカデミックラウンジは科学に関するご相談に重点を置いています。
学生サポート
学生への教育は、日本の未来や世界の動向を左右する重要な課題です。しかしながら、大学では学生を顧みない、教員主体の講義や指導が行われことも頻繁に見受けられ、多くの学生が満足度の低い学習・研究生活を送っています。知識や技術を確実に身に付けられるように、アカデミックラウンジは学生のサポートに重点を置いています。
日本語文化の継承
日本語は、世界で最も複雑で習得するのが難しい言語の一つと言われています。日本語特有の言語構造や、先人たちが知恵を絞って外国語を日本語に翻訳してきたことなどが、日本の文化や技術の発展に大きく貢献してきました。そんな日本語の歴史と技術を守りながら、少しでも多くのきれいな日本語を未来へ継承していくため、アカデミックラウンジは日本語文章の校正や添削に重点を置いています。
代表講師
田中泰章 博士
Yasuaki Tanaka Ph.D.
プロフィール
環境問題や教育制度について広い視点から考える自然科学者。2008年に東京大学大学院で博士号(環境学)を取得した後、東京大学、琉球大学、米国オハイオ州立大学、ブルネイ大学など、国内外の大学で研究と教育に約15年間携わってきました。
研究者としては、これまでに30報以上の学術論文(英語・日本語)を筆頭著者として執筆し、国際的な科学雑誌の査読者として多数の論文審査も行なっています。PI(プロジェクト代表者)としてこれまでに総額5000万円以上の研究費・助成金を獲得し、研究成果を国内外の学会で発表してきました。博士号取得時に東京大学新領域創成科学研究科より研究科長賞、2015年に日本海洋学会より岡田賞を受賞しています。
大学教員としては、講義を行うだけでなく、これまで40名以上の学生(学部・修士・博士を含む)に研究を直接指導し、若手研究者を育ててきました。また、学科長として教職員の管理や大学運営にも携わった経験があります。
専門は「人間と自然とのかかわり」で、人間活動が自然界に与える影響を生物学・化学・社会学などの複合的な視点から考察しています。